【レポート】Z世代が描くスマドリの未来。学生たちが提案する新しいスマドリのカタチとは?

【レポート】Z世代が描くスマドリの未来。学生たちが提案する新しいスマドリのカタチとは?

2026.01.16

SIW CONFERENCE|DRINK YOUR WAY with SUMADORI スマドリはカルチャーになった!? 〜Z世代が考えるスマドリカルチャートークセッション〜

日付:10.29 (水)
時間:15:30 – 17:00
場所:Shibuya Sakura Stage(3F BLOOM GATE)
登壇:青山学院大学・跡見学園女子大学・日本大学 学生

「DRINK YOUR WAY with SUMADORI スマドリはカルチャーになった!?」では、スマドリ株式会社と産学連携で、青山学院大学、跡見学園女子大学、日本大学の学生が登壇。Z世代ならではの視点から、スマートドリンキングを世の中に普及させるための具体的なアイデアを発表しました。

青山学院大学の学生による「飲むも飲まないも全員主役!〜会話が弾む、新・居酒屋体験〜」と題した発表では、お酒を飲まない大学生へのインタビューから「本当は誘ってほしい」「ソフトドリンクは損している気持ちがする」といったインサイトを発見し、ノンアルドリンクを割引価格で提供する「ノンアルの日」、グラスから垂れる水滴で文字が浮かび上がる「ウキウキコースター」、ベースの味は同じで風味とアルコール度数が異なる「PARETTE SERIES」といった3つの施策を提案。

「誘いやすい誘われやすい」「気を遣わない」飲む人も飲まない人も和やかに空間を楽しめる施策でした。

一方、「新しい乾杯文化のご提案」では、一杯目にソフトドリンクを注文しにくい気まずさと、ノンアルコールの存在感のなさに着目しました。学生たちは、大学生へのアンケートから、一杯目の注文時にメニューを見る時間が欲しいという声が多いことが判明したことで居酒屋での乾杯時限定で頼める「メッセージ付き一杯目限定メニュー」を提案。

これにより全員がメニューを見る時間が確保され、ノンアルコールを自然な選択肢にできるという、飲み方の多様性を象徴するアイデアでした。

跡見学園女子大学の学生による「〜歴史で見つけるあなたの推し酒〜タイムトラベル展」では、旧来の飲酒中心の交流文化とZ世代の多様性重視との乖離という課題に向き合いました。お酒の歴史的背景を学ぶ機会がほとんどないという現状に着目し、ツアー形式でお酒の歴史を学ぶ体験型展示「タイムトラベル展」を提案。

参加者が選んだ酒を自分で作る体験を通じて、スマドリの理解を深め、行動変容を促します。来場者にはMBTIコースターを配布し、スマドリバーへ誘導後には推し酒券を提供。歴史と体験、そしてリピートにつながる仕組みを組み合わせた、「飲む人も飲まない人も」一緒にお酒を楽しめる社会を目指す提案でした。

続く「会議室003 〜あなたのお気に入りのカクテル、秘密基地で見つけませんか?〜」では、「スマドリの言葉は知っているものの、内容までは知らない人が多いという課題」に対し、秘密基地というコンセプトで楽しみながら学べる場の創出が提案されました。

スマドリバー1、2、4階を使用した3日間のイベント「秘密会議」では、第一回で「お酒の知識を学ぶことができるカードゲーム」、第二回で「カードゲームを用いたお酒の価値観に関するディスカッション」。レシート写真機での記念撮影やInstagram動画投稿での宣伝など、Z世代の情報拡散力を活かした工夫も盛り込まれていました。

日本大学の学生による「スマドリ × パーティバス〜スマドリをイベント後の飲み物に〜」では、「ライブ前後の時間の使い方に着目」。アメリカ・テネシー州ナッシュビルのバスツアーにヒントを得て、ライブ会場と主要駅を繋ぐスマドリ×パーティバスを提案しました。

行きの便では気分を高め、帰りの便ではライブの余韻に浸れる時間というように楽しい・尊い・かっこいいなど感情を表現したドリンクを提供します。さらにライブがない時は推し活空間として貸切ツアーも展開するという、趣味とコミュニケーションでつながるスマドリ文化を目指す移動体験型の提案でした。

最後の「ノンアルでも浮かない、新しい夜文化」では、一軒目で解散できないという飲み会特有の課題に着目し、「夜パフェ」文化に解決のヒントを見出しました。

夜パフェ専門店にスマドリバーの商品を導入した「スマドリ式夜パフェ」では、ノンアルのお酒とペアリングができ、0%の度数から選べるカスタムドリンクやスマドリ式夜パフェを提供。1時間程度でさっと食べて帰る「スマートな夜活」を実現するほか、マスコットキャラクター導入で自然にスマドリを認知してもらう工夫も。世の中のトレンドを捉え、スマドリバーの体験を拡張していく提案でした。

学生の発表後、スマドリ株式会社の元田済さんは「大学連携は2022年10月から毎年SIWで実施しているが、毎年どんどんレベルが上がっている」と振り返りました。スマドリの認知率が50%を超えたことで、今年は「もっと実践してもらうには」をテーマに掲げたところ、6チームすべてが実装することを前提にしっかりと考え抜かれていたと評価。学生たちの使用したフレームワークを今後の仕事やプロジェクトに生かしてほしいと期待を寄せました。

 

6チームが提案した多様なアイデアは、それぞれ異なるアプローチでスマドリの文化的浸透を目指すものでした。Z世代のリアルなインサイトや価値観から生まれた発想が、飲む人も飲まない人も自分らしく楽しめる新しい飲み方の選択肢を広げていきます。学生たちの創造性豊かなアイデアとスマドリ株式会社の取り組みが融合することで、渋谷生まれのこのカルチャーはさらに広がっていくことでしょう。

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